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ストーリー
月光館学園の特別課外活動部に所属するペルソナ使い達は、1年間に渡る幾多の苦難を制し、ようやくこの街にも平和が訪れたかに思われた。
2010年3月31日。特別課外活動部の面々は、寮の閉鎖を前に、ささやかな最後のお別れパーティを開く。迫る午前0時を穏やかな気持ちで迎え、召喚器も2度と使われることはないかに思われた。
しかし0時になった瞬間、ペルソナ使い達は違和感を覚える。翌日になったはずなのにニュースや携帯・時計の日付がいずれも「2010年3月31日」のままだったのだ。
そして、「アイギスの妹」と名乗る謎の少女型機械・メティスが特別課外活動部の面々を襲撃してきたことがきっかけとなり、アイギスは主人公と同じ“ワイルド”の力に覚醒する。
やがて、メティスを仲間に加えたアイギス達は繰り返される一日を終わらせるため、「時の狭間」という空間に向かう。閉ざされた「未来」を切り拓くため、ペルソナ使い達の戦いが再び始まった。
作品紹介
本作は2007年に発売されたPlayStation 2用ソフト【ペルソナ3 フェス】にて追加された新シナリオ「Episode Aegis」編をリメイクしたものとなっております。
本DLC「Episode Aegis」をプレイするには【ペルソナ3リロード】の本編に加えて、エクスパンションパックを購入する必要があります。
エクスパンションパックにはエピソードアイギス編の他にコスチュームやダンジョンBGMセットなどその他のコンテンツも含まれております。
「Episode Aegis」編のみを購入することはできませんのでお気をつけください。
本作のゲーム内容ですが、特に戦闘システムなどに大きな変化はありませんでした。キャラクター同士の新しいコミュイベントや、ダンジョンの探索部分に追加要素がいくつかありましたが、特に特筆したいと思う点は少なめでしたので割愛させていただきます。

割愛し過ぎた結果、ほぼストーリー紹介してるだけになって
しまったような気もしますが……。
個人的に今作の最高だった部分はシナリオに関してでしたので、主なストーリーラインの感想をメインでお伝えします。
本編のエンディング後にSEESメンバーはどうなったのか、傍に居続けることを誓った相手を失ってしまったアイギスは「生きる」ことができるのか。気になる点はいくつもあると思います。
ストーリーの最初から最後までのプレイ感想を紹介しますので、良ければご覧ください。
プレイ感想
メティス襲来!戦いが……再び始まる!






ニュクスとの決戦を終えて、無事に世界を救うことができたS.E.E.Sメンバー。
しかし、【学校の屋上で会おう】という約束を果たした直後、チームのリーダーであった【彼】は眠ってしまったまま目を覚まさずにいました……。
【彼を守ること】それこそが自分の生きる証だったアイギスは、立ち直れずに苦悩しています。


寮の閉鎖を控えた3/31
0時を過ぎたはずなのに日にちが変わらない!
皆は3/31を繰り返してしまう謎の異空間に囚われてしまいます。








そこに「メティス」という謎の機械少女が急襲!
仲間たちを襲って寮の中はめちゃくちゃに。しかも来た目的は姉であるアイギスを守るためにやってきた。と理解しづらい展開にメンバーは混乱します。








0時を過ぎても日付が変わらない原因はS.E.E.Sメンバーにある、と言うメティス。
寮の地下に広がる【時の狭間】について、要領を得ない説明に仲間達はめちゃくちゃ切れています。



戦意高めな真田先輩の反応が、これぞ真田明彦といった具合ですね




今にも戦いが起きそうな中、アイギスはメティスを仲間に加え【時の狭間】を攻略することに話をまとめます。
戦闘コスチュームに再び身を包み、いざ作戦開始!
新曲も最高だ!【時の狭間】攻略!






新衣装に変更されたニューアイギスで、ダンジョンをひたすら、本当にひたすら攻略します!
今作で追加されました新曲【Don’t】
ペルソナの戦闘曲といえばアップテンポで弾むような曲が多いですが、今回の曲調はどこか寂しさを感じるものになっています。
歌詞にもネガティブなワードが含まれており、単純な話ではないことがうっすらと予告されているような予感がしますね。



ペルソナ3のビターな雰囲気にマッチしており、これまた素晴らしい曲です!


ある程度攻略を進めると1つの区切りがあるポイントが現れます。
ここはS.E.E.Sメンバーがペルソナを覚醒させる、きっかけになった日が回想される場所となります。




幼き日の三年生組。もし荒垣先輩の回想があれば、三年生トリオが結成した日などが見たかったですね。


この【時の狭間】はタルタロスが生まれたことの副産物であったことが判明。
巨大な塔が生まれた反作用によってできた、巨大な穴。というわけでした。
触れなければ無害ということで、放置されていたようです。



大事なことを雑に処理するのが、まさに桐条グループですね。
ループの原因判明!VSダーク主人公!




リーダーの【彼】が眠りについてから、アイギスが幾度となく見た夢……。
心を理解したはずのアイギスの瞳から、生気が抜けてしまっています。そしてここから、アイギスは特別なペルソナ能力【ワイルド】の力を手に入れます。








【時の狭間】の最終地点に到達した仲間たち。
そこには明らかに【彼】にそっくりな姿をした怪物が現れ、アイギスのペルソナ【アテナ】を使って襲い掛かってきます!
何とか敵を撃破したのち、異空間現象の原因を理解したメティスから解説がされます。
大事な【彼】を失った今を認めたくない、時間が進んでほしくない。SEESメンバーがそう願った結果、時間が進まず思い出の寮から出られなくなってしまった。本来同じ存在である【シャドウ】と【ペルソナ】の力が願いを形にしてしまった結果。ということでした……。



シャドウとペルソナはなんと同一の存在でした!
意見の衝突……そして決闘へ




3/31が繰り返してしまう原因は、最初にメティスが言っていた通りS.E.E.Sメンバーにありました。
しかも彼女の説明によると、先ほど手に入れた【時の鍵】を使い【彼】の部屋を開けば、過去に戻れることが判明。
それはつまり、失った【彼】を取り戻すことができるということです。




過去に戻ってやり直したい!と言うゆかりに対して、過去があるから今の自分がいる。とやり直しを否定する真田先輩。



荒垣先輩がいてもきっと同じことを言うでしょうね




いなくなってしまったリーダーを生き返らせるかもしれない……。あまりにも大きな話に、議論はヒートアップしてそれぞれの意見がぶつかり合います。


過去と現在どちらも選べない……と決断できないアイギスに、ゆかりは強い口調で責め立てます。
【彼とのお別れ】の日に1人だけ参加しておらず、彼から色々なものを受け継いだはずのアイギスを許せないようです。




話の終着点が見えない会話が続き、耐えられなくなったゆかりは、力づくでも過去に戻るやり方を選ぼうとします。


そして、それぞれの覚悟を貫くために決闘を行うことが決まります。
過去を肯定する【真田・天田】ペア。
順平を手助けするためコロマルが共に戦う
【順平・コロマル】ペア。
過去を取り戻したいゆかりと、それを支える美鶴の【ゆかり・美鶴】ペア。
そして姉を絶対に守り切ると誓った
【メティス・アイギス】ペア。
それぞれの持つ【時の鍵】を賭けた戦いに向けて、皆【彼】と過ごした日々の大切さを思い出します。
みんな強いぞ!S.E.E.Sメンバーとガチバトル


舞台を移動して、時の狭間の決闘場コロッセオへ。
一回戦目は対【真田・天田】ペア。
未だ闘うことを迷うアイギスに向かい、覚悟を問うてくる真田先輩。決闘の始まりです。




相手の弱点属性は弱点じゃなくなっていますし、容赦なく【シフト】も【テウルギア】も駆使してくる本気のバトルです!
ちなみにこの決闘戦で流れるBGMは【Heartful Cry】
アイギスのテーマソングと言えばこの曲です(下の動画で流れるのはアレンジバージョンですが)
時系列的にはエピソードアイギスの後になるので、一応ネタバレ注意です。










続いて【順平・コロマル】ペアと【ゆかり・美鶴】ペア戦。
仲間と戦うのを強くためらっていたアイギスですが、メティスとの対話を通じて自分なりの答えにたどり着きます。
覚悟をぶつけ合う激闘を終え、勝ち残ったのは【アイギス・メティス】ペアでした。






敗北するとこんなシーンが差し込まれます。ちなみにこの展開を見るために負けたわけではなく、普通に何度も敗北しました。



いやみんな強いよ!美鶴先輩メギドラオンとか打ってくるし!(泣)
決闘決着!ぼろ泣きゆかりっちと美鶴先輩の愛


決着後、もう【彼】に会うことができない事実にゆかりは泣き崩れます。




大切な人との別れの辛さとの向き合い方を、優しく伝えてくれる美鶴先輩。
ここの美鶴のセリフは本当に美しいので、是非プレイして感情の波を受け止めていただきたいです……!



ゆかりっちと一緒にボロボロ泣きました(泣)
本編【P3R】で、ゆかりと美鶴が修学旅行にて本音をぶつけ合った話がとても好きなので、このシーンはとてもグッときました。この場面だけで、このDLCをプレイしてよかったと強く感じます。


ニュクスとの最終決戦時、【彼】に一体何が起こったのか。
それを確かめにいくことをアイギスは提案します。
本音をさらけ出してまた一段と絆が深まったS.E.E.Sメンバーはそれに賛成し、また和やかな雰囲気が戻ってきます。
P3R、遂に完結!アイギスの【命のこたえ】とは








【彼】が起こした奇跡はニュクスを封印するためではなく、【世界中の人々の悪意】とニュクスを接触させないためのものでした。
その大いなる悪意の一部が【彼】と同じ力をもつアイギスを襲ってきます。










【生きることは自分自身に負けないこと】再び決意が固まったアイギスたちは、今回の騒動の原因であるラスボス 【エレボス】に立ち向かいます!




【エレボス】を撃破したものの、人々から生まれる【死】への気持ちから、再び悪意は生まれてしまう……。
だからこそニュクスを復活させないために彼の奇跡による封印が必要。という真相に到達する仲間たち。


いつか悪意が生まれない世の中になることを信じて、新しい4月1日へと向かう為この場を去ります。




命だけがもっている生きてる実感をくれるもの、それこそが【絆】である。
【彼】と同じその究極の答えにたどり着けたアイギスとその一行は、ベルベットルームへと導かれます。
メティスはアイギスの【痛みに耐えられない辛さ】から生まれた、もう一人のアイギスそのものでした。
メティスと同化してアイギスは涙を流せるようになります。


【命のこたえ】にたどり着き【彼】を失った痛みに遂に向き合えたアイギスは、課せられた試練を果たすことができました。かつてベルベットルームに訪れた彼らのように、彼女の旅路も終着となります。








ようやく訪れた4月1日を迎え、寮は閉鎖されます。
アイギスは今回の件で絆を深めあったゆかりと、ルームメイトになることを決めます。
彼女はこれからも学校へ通い続け、様々な思いを感じ取って生きていくのでしょう。




クリア感想
【ペルソナ3リロード エピソードアイギス】
いかがだったでしょうか。
クリアした率直の感想としては



プレイしてよかった……!でも正直【時の狭間】攻略は長くて結構しんどかったよ……。
です。
ダンジョンの階数がかなり多いのに加えて、戦闘システム面に最初から最後まで変化はないので、クリアまでのモチベーションが保ちづらかったです。
タルタロス大好きな私でも中々しんどかったです。
ですが後半は仲間同士のマジバトル!という珍しい展開でしたので夢中でプレイできました。
しかし、仲間との意見のぶつけ合いからの決闘という流れですので、仲間との和気あいあいな雰囲気が好きな方には安易におすすめしづらいものとなっています。
死や生命をテーマとして扱ったP3の本編後日談ですので、もちろん単純な話になることはあり得ません。
まあ生死のやりとりをしてきたこのメンバーならこういう発想になるだろうな~、という説得力はきちんと描かれていました。
P3のダークな世界観が好きで、自分の中でP3をきちんと完結させたい。という気持ちのある方には是非プレイして頂きたいです。
その他にもカッコイイ新曲を聴きたい方や
アイギス推しの方にももちろんおすすめです。
P3Rは今作で完結となりますが、P4やP5とのコラボ作品はたくさんあります。
あのアトラスさんが今後のペルソナシリーズについて何も考えていないわけがないと思いますので、今後のP3コンテンツについても引き続き期待しております!
それではまた!